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玄人志向のキワモノ変換ケーブル、PCIEX16-X1/KITのレビュー記事ですね!
旧型との違いや性能について、詳しく見ていきましょう。
今回の記事では、玄人志向のPCI Express x2をx16に変換する、ちょっと変わった変換ケーブル「PCIEX16-X1/KIT」を徹底的に検証していきます。
「キワモノ」というだけあって、一体どんな使い道があるのか、本当に性能は大丈夫なのか、気になっている方も多いのではないでしょうか?
私も実際に使ってみて、その実力を確かめてみました。
この記事を読めば、この変換ケーブルがどんな人にオススメなのか、どんな点に注意すべきなのかが分かりますよ!
ぜひ最後まで読んで、購入の参考にしてくださいね。
そもそも、なぜ変換ケーブルが必要なの?
まず最初に、なぜPCI Expressのレーン数を変換する必要があるのか、簡単に解説します。
- マザーボードのPCI Expressスロットには、x1、x4、x8、x16といった種類があります。
- これは、データの通り道(レーン)の数を表しており、数字が大きいほど高速なデータ転送が可能です。
- しかし、小型のマザーボードや古いマザーボードでは、x16スロットが不足している場合があります。
- そこで、この変換ケーブルを使うことで、x1スロットしかない環境でも、x16対応の拡張カードを利用できるようになるのです。
玄人志向 PCIEX16-X1/KITの特徴
この製品の主な特徴は以下の通りです。
- PCI Express x2スロットを、x16スロットとして使えるように変換
- ロープロファイルブラケット付属で、省スペースPCにも対応
- 補助電源コネクタ搭載で、電力不足を解消(必要な場合)
- 玄人志向らしい、ユニークな製品
外観チェック
まずは、外観からチェックしていきましょう。
- ケーブルは比較的太めで、しっかりとした作りです。
- コネクタ部分も、グラつきなどはなく、安心して使えそうです。
- ロープロファイルブラケットが付属しているので、小型PCへの取り付けも簡単です。
- 補助電源コネクタは、SATA電源に対応しています。
実際に取り付けてみた
実際に、この変換ケーブルを取り付けて、動作確認をしてみました。
- 今回は、古いマザーボードのPCI Express x1スロットに、グラフィックボード(GeForce GT 1030)を取り付けてみました。
- 取り付けは非常に簡単で、特に迷うことはありませんでした。
- 補助電源も忘れずに接続します。
気になる性能は?
さて、一番気になるのは性能ですよね。
- 結論から言うと、x16スロットに直接接続した場合と比較すると、性能は明らかに低下します。
- これは、x1スロットの帯域幅が限られているため、当然の結果と言えるでしょう。
- しかし、グラフィックボードを認識し、正常に動作することを確認できました。
- 軽いゲームや、動画再生程度であれば、問題なく使用できると思います。
- ただし、高負荷なゲームや、クリエイティブな作業には、あまり向いていません。
旧型との違いは?
旧型モデルとの明確な違いは公表されていませんが、一般的に以下のような点が改善されている可能性があります。
- ケーブルの品質向上による安定性の向上
- 補助電源回路の改善による電力供給の安定化
- 対応する拡張カードの種類の増加
ただし、これはあくまで推測であり、具体的な違いについてはメーカーに確認することをおすすめします。
どんな人にオススメ?
この変換ケーブルは、以下のような人にオススメです。
- 古いマザーボードを使っていて、新しい拡張カードを試したい人
- 小型PCで、x16スロットが足りない人
- どうしても、特定の拡張カードをx1スロットで使いたい人
- 玄人志向のキワモノ製品が好きな人
注意点
使用する上での注意点もいくつかあります。
- すべての拡張カードが、正常に動作するとは限りません。
- 特に、消費電力の高いグラフィックボードは、動作が不安定になる可能性があります。
- x1スロットの帯域幅が限られているため、性能低下は避けられません。
- BIOSの設定によっては、正常に認識されない場合があります。
- 変換ケーブルを使用することで、マザーボードや拡張カードに予期せぬ不具合が発生する可能性も考慮してください。
まとめ
玄人志向のPCIEX16-X1/KITは、確かに「キワモノ」ですが、特定のニーズには応えられる製品です。
- x1スロットしかない環境で、x16対応の拡張カードを使えるようにする
- 性能は低下するものの、軽い用途であれば問題なく使用可能
- ロープロファイルブラケット付属で、小型PCにも対応
ただし、すべての環境で正常に動作するとは限らないため、購入前にしっかりと検討する必要があります。
もしあなたが、上記の「オススメな人」に当てはまるなら、試してみる価値はあるかもしれません。
最後に、この製品はあくまで自己責任で使用するものであることをご理解ください。
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